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アメリカで世界初挑戦の近藤、リピネッツに判定負け!

05Nov2017

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11月4日(日本時間5日)、アメリカ・ニューヨークのバークレイズ・センターで行われたIBF世界スーパーライト級王座決定戦は、1位セルゲイ・リピネッツ(ロシア)が、3位の近藤明広(一力)に3-0の判定勝ち。近藤は下馬評では圧倒的不利の中、よく健闘したが、ベルトは遠かった。

初回、いつものようにガードを固めて足を使い、遠い距離から慎重に左リードを伸ばす近藤に、リピネッツは低いガードから、吠えながら左、いきなりの右やボディを自在に振り回す。初回、手数が伴わなかった近藤は2回、左ボディを基軸に組み立て直す。リピネッツの右カウンターを警戒してか、近藤は右ストレートまでなかなか繋げられない。

近藤も手数を増やすも、手数とパワーで上回るリピネッツのペースを挽回できず。3回、近藤は鼻から出血。攻め手が少なく、規則的な近藤の動きは対応しやすいようで、独特のムーブから旺盛に手を出すリピネッツが序盤から試合を把握する。

5回、リピネッツの間隙を突いて、近藤が左ボディからの右ストレートでリピネッツをグラつかせるが、ガードを固めて追撃は回避。6回、バッティングでリピネッツは額をカット。近藤には好材料だったが、ステップワークで追撃を回避、以降は足を使い、ディフェンシブな器用なスタイルも見せる。

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7回、近藤の右ストレートや左ボディがヒットする場面もあるが、手数とパンチの正確さで印象付けるのはリピネッツ。8回、相打ちのタイミングから右フック、右アッパーをねじ込んでくるリピネッツに、近藤も右ストレートを返す。

後半、ステップワークを多用し、左リードを突いてポイントアウトを狙うリピネッツ。近藤が圧力をかけてボディを狙う場面も作るが、いかんせん手数が少ない。常に先手でパンチを出すリピネッツ。

最終回、最後まで手数を出し続けるリピネッツに、近藤はワンチャンスでラッシュをかけるが、連打の判定結果は118-110、117-111が2者の3-0と、ポイント上では大差がついた。

初めての海外戦で世界初挑戦だった近藤は、動き自体は決して悪くなく、自身のボクシングスタイルはほぼ披露できたが、手数が多いパワーファイターからポイントを取り切れるほどの手札に欠いた印象だった。

無敗のまま世界王者となったリピネッツは13戦全勝10KO無敗。世界初挑戦で敗れた近藤は37戦29勝16KO7敗1分。

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