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コバレフVSウォード再戦は、ウォードがTKOで返り討ち!

18Jun2017

6月17日(日本時間18日)、アメリカネバダ州ラスベガスのマンダレイ・ベイ・イベント・センターで行われた、WBAスーパー・IBF・WBOの3団体統一世界ライトヘビー級王者アンドレ・ウォード(アメリカ)と、前3団体統一王者セルゲイ・コバレフ(ロシア)の7ヵ月ぶりのダイレクトリマッチは、王者ウォードが8回TKO勝ちで、前王者コバレフを退けた。

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昨年11月19日に行われた初戦は、コバレフが2回にダウンを奪ったが、3者が114-113の1ポイント差でウォードが判定勝ち。コバレフは「判定を盗まれた」と憤怒。判定には疑問の声も多く、ダイレクトリマッチとなった。

初回、コバレフが前進し、リードを伸ばしていく。前回の判定を反省してか、意識して左の手数も多い。ウォードは下がりながらジャブ、遠い距離からはボディを狙う。

コバレフはビッグパンチを狙うのではなく、強弱をつけたパンチを上下へ散らす、ウォードを意識した慎重なファイトスタイル。ウォードは中盤に向けて徐々に手数を増やし、コバレフの右ストレートを高速ジャブで制す。際どいボディショットを当てるなど、全回より幾分積極的なファイトを披露。

この日のレフェリーはローブロー気味のボディに寛容で、たまに注意するのみ。それを見たウォードはボディショットを増やし、じわじわと試合を支配していく。

6回、コバレフはクロスカウンターで右をヒットさせるが、攻撃が単調になりがちで、リズムを掴むまでには至らない。

8回、ウォードが勝負をかける。ベルトラインへのボディショットでコバレフの動きを止める。レフェリーが反応しないのを見たウォードは一気にラッシュ。ワンツーで首をはねあげると、ロープに下がらせ、ベルトラインへの左ボディの連打で、コバレフをくの字に折り、レフェリーのストップを呼び込んだ。KOタイムは8回2分29秒。

7回までの途中判定は67-66でウォードが2者、68-65でコバレフが1人。ダイレクトリマッチは、ローブロー気味のボディでのTKO勝ちとはいえ、一応の決着を見せた。

コバレフを返り討ちにし、3団体王座の初防衛に成功したウォードは32戦全勝16KO無敗。王者復帰とならなかったコバレフは33戦30勝26KO2敗1分。

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スーパーバンタム級スーパー王者リゴンドー、暫定王者を1回KOで一蹴!

セミファイナルで行われたWBA世界スーパーバンタム級スーパー王者、ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)と暫定王者モイセス・フローレス(メキシコ)による王座統一戦は、リゴンドーが初回KO勝ち。ただし、裁定が覆る可能性あり。

初回、暫定王者フローレスが積極的にプレスをかけ、雄叫びをあげながらスーパー王者リゴンドーに迫る。リゴンドーは足を使ってパンチの射程距離を外し、11カ月ぶりの試合にも、軽快な動きは変わらず。

ラウンド終盤、リゴンドーは右手で暫定王者の首をホールド気味の状態から、左アッパー連打でふらつかせ、ゴングと同時に強烈な左フックでダウンを奪うと、フローレスはバッタリと大の字。

フィニッシュブローがゴング前かゴング後かを巡り、即座に審議入り。ビデオ判定を経て、リゴンドーのKO勝ちが宣言された。

3度目の防衛に成功したリゴンドーは18戦全勝12KO無敗。スーパー王者に敗れたフローレスは27戦25勝17KO1敗1無効試合

ただ、最後のパンチはゴング後に当たっているように見え、リマッチや反則負けなど、今後裁定が覆る可能性はある。

この日のメインイベントなど、ビッグマッチのファイトマネーが100万ドル単位の中、安全運転なファイトスタイルでいまいち人気が盛り上がらないリゴンドーは、今回の試合のファイトマネーは12万ドル程度と言われている。14年大晦日の天笠戦以来の再来日も期待したいところだが…。

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