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ロマゴンまさかの王座陥落!シーサケットが番狂わせ

19Mar2017

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ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで18日(日本時間19日)に行われたWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ。王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)は、2代前の同級王者でWBC2位のシルバー王者の挑戦者、シーサケット・ソールンビサイ(タイ)に初回ダウンを奪われ、12回判定負けで王座陥落した。

元WBA世界ミニマム級王者・元WBA世界ライトフライ級スーパー王者・元WBC世界フライ級王者と合わせて世界4階級制覇王者のゴンサレスは、日本でもタイトル戦含め9戦を行っているが、挑戦者のソールンビサイも日本と縁が深い。

シーサケットは09年3月のプロデビュー戦が八重樫東(大橋)に黒星で、キャリア初期に3度来日し3敗。その後は連勝街道で、13年5月、当時WBC同級王者の佐藤洋太(協栄)に8回TKO勝ちで世界初戴冠。

V1戦で向井寛史(六島)に9回TKO勝ち、V2戦でカルロス・クアドラス(メキシコ/帝拳)に8回負傷判定負け。この試合で陥落するまで26連勝を記録していた。以後WBC傘下の同級ABC王座、WBC同級シルバー王座を獲得など14連勝中。海外戦はクアドラス戦以来で5戦目。

軽量級ながら、両者KO勝利率は脅威の83%。ロマゴンのコンビネーションと一発があるタフネスファイターのシーサケットの注目を集めた一戦は、壮絶な打撃戦となった。

初回からプレスをかけて打って出たサウスポーのシーサケットが激しい打撃戦に持ち込むと、足が揃ったロマゴンから右ボディでいきなりダウンを奪い、序盤のリズムを掴む。

3回にバッティングで右目上をカットで火が付いたロマゴンは、コンビネーションで反撃して初めて見せ場を作る。4回、シーサケットは被弾構わず距離を潰して接近戦に持ち込むが、ロマゴンもコンビネーションで有効打を集める。かつて圧倒的だったロマゴンのパンチ力は、階級を上げたことで、相手に耐えられている印象。

スクリーンショット 2017-03-19 18.12.395回、パンチの的中率で上回るロマゴンが、徐々にシーサケットをフラつかせ、距離ができるとロマゴンのコンビネーションが有効に機能し出す。6回には動きがやや鈍った挑戦者にロマゴンがボディを効かせる。再度のバッティングで挑戦者から減点1。

流血が止まらないロマゴン。7回、シーサケットが盛り返して再度プレスをかけて接近戦。8回以降も、接近戦で同様に打ち合うが、パンチの精度では王者が上回っているようにも見える。後半も我慢比べのような打ち合いが続く。

互いにクリーンヒットが減る中、10回以降はシーサケットが打ち合いを避け、足を使ってポイントアウト狙い。最終回、ロマゴンは最後までKOを狙う執念を見せるが、打撃戦の中ゴング。

判定結果は113-113、114-112が2者と、2-0の僅差判定で勝者は新王者シーサケット。

2年10カ月ぶりに王座返り咲きのシーサケットは47戦42勝38KO4敗1分。初防衛に失敗、初黒星のゴンサレスは37戦36勝33KO1敗

カルロス・クアドラス(メキシコ)とダビド・カルモナ(メキシコ)による共に世界戦敗退からの再起戦は、クアドラスが苦戦しながらも3-0の判定勝ち。

クアドラスは16年9月、WBC世界スーパーフライ級王座7度目の防衛戦の相手にロマゴンを迎えて判定負け。カルモナは16年5月にWBOスーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)に判定負けして以来だった。

序盤はガードを固めて前に出るカルモナ。徐々に圧力を強めて強打をヒットするクアドラスだったが、中盤にボディを効かせられ、決定的なシーンは作れず。97-93が2者、残りが96-94。

クアドラスは38戦36勝27KO 1敗1分、カルモナは29戦20勝8KO4敗5分。

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