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井上拓真はWBCバンタム級暫定王座を獲得、拳四朗は大差判定でV5!

31Dec2018

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12月30日、東京・大田区総合体育館で行われたトリプル世界タイトルマッチ、WBCバンタム級暫定王座決定戦は5位の井上拓真(大橋)が2位のペッチ・CPフレッシュマート(タイ)に117-113の判定勝ちで暫定ながら世界初挑戦で初戴冠に成功。

初回、いきなり仕掛けたのは井上。左フック、右ストレートを叩き込こむとペッチも圧力をかけて応戦。頭をつけ合う時間が長く、2回にバッティングでペッチは右目尻を、井上は鼻梁をカット。

3回、ペッチがプレッシャーを強めて左ストレートを突いてくるが、井上は下がりながらも右ショートでカウンターを狙う。4回終了時の公開採点は39-37×3者で井上。

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5回、ペッチが手数を増やし、井上を下がらせてはボディを軸に、左ストレート、ショートアッパーを当ててペースを挽回。7回、井上はヒットエンドランに切り替えると、気負うペッチを空転させてはカウンターをヒットさせ、ポイントを突き放しにかかる。8回終了時の公開採点は77-75、78-74、79-73で井上。

9回、前進を続けるペッチにカウンターからコンビネーションにつなげて井上がチャンスを掴みかかる。10回、ギアを上げたのはペッチ。スイッチして強い左を前の手に、挽回を図るが、右対右の方が井上は御しやすいようで、右ストレートから、右アッパー、左ボディとコンビネーションを披露。

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ペッチは最後まで井上を追い回し、最終回、右ストレート、右アッパーをねじ込んで気迫を見せるが、最後まで捕えきることはできないまま、試合終了。

判定結果は3者ともに117-113で井上拓真。暫定は付くものの、兄尚弥と兄弟王者となった。

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初戴冠の井上拓真は12戦全勝3KO無敗。49戦目で遂に黒星のペッチは49戦48勝33KO1敗。

WBCバンタム級の世紀王座決定戦は来年1月19日、1位ノルディ・ウーバーリ(フランス)と3位ルーシー・ウォーレン(アメリカ)が対戦。井上には勝者との王座統一戦が義務付けられている。

安定王者・拳四朗は大差判定勝ちでV5成功!

WBC世界ライトフライ級王座戦は、チャンピオンの拳四朗(BMB)が、挑戦者7位のサウル・フアレス(メキシコ)に大差判定勝ちで5度目の防衛に成功した。

序盤から拳四朗の命綱、フットワークと左ジャブが冴える。151センチのフアレスのパンチが届かない距離をキープし、2回にはカウンターの右ストレート、左フックをヒットさせると、早くも挑戦者は鼻から出血。

挑戦者も頭を振り前進して手数を出すが、距離が遠い。4回には王者が左右のボディブローで削り、試合を支配していく。4回終了時の公開採点は40-36×2、39-37で拳四朗。

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中盤以降もワンツーを軸とした拳四朗ペースは変わらず。顔面、ボティへと打ち分け、6回には打撃戦を挑むフアレスに右アッパーをヒット。8回には右ストレートでフアレスをコーナーに追いつめた。8回終了時の公開採点は79-73×2、80-72で王者。

終盤も拳四朗が右ストレートで挑戦者をコーナーに追い込むが決定機は作れず。拳四朗はダウンを狙って攻め続けたが、タフなメキシカンは最後までダウンを拒否し続けた。

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判定結果は119-109×2、120-108で拳四朗。

5度目の防衛に成功した拳四朗は15戦全勝8KO無敗。2度目の世界挑戦でも敗れたフアレスは35戦24勝13KO9敗2分。

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Photo : NAOKI FUKUDA

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