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井岡一翔が現役復帰! 9.8「Super Fly 3」でアメリカ進出

22Jul2018

昨年大晦日に一度は引退した元3階級制覇王者、井岡一翔が20日、都内で記者会見を行い、現役復帰を宣言。9月8日にアメリカで開催されるスーパーフライ級に焦点を当てた一大興行の第3弾「Super Fly 3」に出場することを発表した。

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引退発言から半年少々で現役復帰を宣言した井岡の復帰プランは、父、井岡一法氏が会長を務める井岡ジムを離れて、アメリカ進出だ。プロモーターは、ミドル級統一王者、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)を手掛ける360°(旧K2プロモーション)。

井岡をこれまでもスポンサーとして協賛してきた大手パチンコメーカー「SANKYO」所属として、特定のボクシングジムには籍を置かず、活動拠点をアメリカに移す。JBCへのライセンスの再申請は行っていないため、国内での公式試合は認められない。

一度はボクシングに未練はないと語っていた井岡だが、2月24日の「スーパーフライ2」を現地観戦して、心が動いたという。幾つかの選択肢の中から、導き出したのがアメリカでの4階級制覇への挑戦だ。

昨年9月に開催された「スーパーフライ」第1弾では、世界4階級制覇王者・ローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)vsシーサケット・ソー・ルンヴィサイ(タイ)のWBC王座戦を目玉に、元WBA同級王者カルロス・クアドラス(メキシコ)と元WBA・WBOフライ級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)によるWBC王座挑戦者決定戦、井上尚弥(大橋)のWBO同級王座の防衛戦と、豪華なカードが用意できた。

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今年2月の「スーパーフライ2」では、ロマゴンから王座奪取したシーサケットとロマゴンのダイレクトリマッチ、元2階級制覇王者ブライアン・ブロリア(アメリカ/帝拳)とアルテム・ダラキアン(ウクライナ)によるWBA世界フライ級王座決定戦などをマッチメイクできたが、「スーパーフライ3」のカードは、WBC王者シーサケットvsエストラーダのダイレクトリマッチも噂されてはいるが、現時点では、元3階級制覇王者ドニー・ニエテス(フィリピン)とアストン・パリクテ(フィリピン)による空位のWBO同級王座決定戦以外は、中量級より上の階級のアンダーカードのみが発表されている。

マッチメイクに苦戦しているプロモーター360°にとって、世界的には無名でも、元3階級制覇王者井岡の参戦は、ある程度メリットがあると踏んでのプロモート契約だったといえるだろう。

9月復帰なら、試合間隔は昨年4月以来、約1年5ヵ月ぶりとなる。アメリカ初戦の対戦相手は世界ランカーを予定しているというが、芳しい結果を残せなければ、即契約解除もあり得る世界。日本国内では、同一団体の上位王者や、他団体王者との王座統一戦はスルーし、ぬるま湯的なマッチメイクで、具志堅用高氏に並ぶ世界戦14勝の記録を残したが、海外ではそうはいかない。

時にペチペチボクシングと揶揄されることもあるアウトボクシングは、決定力は低いものの、テクニック的には軽量級最高峰ではある。

本当に4階級制覇王者を狙うのであれば、願わくは、無名の急造ランカー相手の暫定王者決定戦などではなく、ボクシングファンが納得するマッチメイクで、世界に誇れる4階級制覇王者となってもらいたいものだ。

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