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京口は10回終了TKO勝ちで2階級制覇!坂本はTKO負け

31Dec2018

大晦日、マカオのウィン・パレスで行われたトリプル世界タイトルマッチ。WBA世界ライトフライ級タイトルマッチは、挑戦者1位の京口紘人(ワタナベ)がスーパー王者ヘッキー・ブドラー(南アフリカ)に10回終了TKO勝ちで2階級制覇を達成した。

初回、足を使いながら、ハンドスピード重視の軽打のコンビネーションを振るうスーパー王者。挑戦者の京口は、持ち味の強打を振るうが、気負いからか、やや動きが硬い。2回からは京口がプレッシャーをかけ、左ボディを軸に、右ストレート、左フックと、強打で追い回し、ブドラーはフットワークを使いながら手数で応戦する展開。

4回、ブドラーが力を込めたコンビネーションで京口との打撃戦を仕掛けるも、馬力で不利と見ると、即座にヒットエンドランに戦術チェンジ。精力的に手数を出して、京口を引き離しにかかる。しかし京口は右オーバーハンドを意識させながら、左ボディをえぐり、王者を削っていく。

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旺盛なスタミナを誇るブドラーだが、ボディを効かされ中盤以降は手数が落ちる。対する京口は7回からギアを上げ、得意の左ダブル、右ストレートから左ボディと、パワフルなコンビネーションを打ち込んでいく。

8回、京口はジャブを突き、左右ボディから左アッパーをまとめてチャンスを作ると、以降も左ボディと左アッパーで王者を追い込んでいく。10回、左ボディを連打され苦しそうなブドラーだったが、10回終了後、スーパー王者ブドラーは遂に試合を諦め、ギブアップ。

10回終了時点の採点では、98-92、96-94、97-93と3者ともに京口を支持していた。

IBF世界ミニマム級王座に続く2階級制覇に成功した京口は12戦全勝9KO無敗。田口良一(ワタナベ)から奪った王座の初防衛に失敗したブドラーは36戦32勝10KO4敗

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坂本は王座奪取ならず。IBF世界フライ級王者ムザラネに10回終了TKO負け

トリプル世界タイトルの2戦目、IBF世界フライ級タイトルマッチは王者モルティ・ムザラネ(南アフリカ)が、挑戦者15位の坂本真宏(六島)に10回終了TKO勝ち。

攻防分離型のオーソドックス同士。互いのファイトスタイルはかみ合うだけに、両者の実力差が目立つ一戦となった。

序盤、スピードとテクニックで上回る王者がジャブの差し合いを制すると、小さなモーションから力強いコンビネーションで坂本のガードの隙間を叩く。坂本も果敢にアタックを繰り返すが、堅牢なガードを打たされるだけで、なかなかクリーンヒットが奪えない。

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中盤以降もムザラネは足を使いながらジャブを突き、要所でコンビネーションを叩き込み、挑戦者を圧倒。右ストレートを度々被弾した坂本は右目がどんどん塞がっていく。

終盤になっても36歳王者のスタミナは落ちず、27歳の挑戦者を相手に互角以上の打撃戦を展開。右目を腫らして食らいついた坂本だったが、11回の開始を前に、遂にドクターストップとなった。記録は10回終了TKO負け。

10回終了時点の途中採点でも100-90、99-91、98-92と、1者はフルマークで王者を支持していた。

初防衛に成功したムラザネは39戦37勝25KO2敗。世界初挑戦で敗れた坂本は15戦13勝9KO2敗。

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