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体重超過で王座喪失のコラレス、マチャドに逆転KO負け

24Oct2017

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内山高志を倒した前WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・ジェスレル・コラレス(パナマ)が大失態をやらかした。アメリカニューヨーク州で21日(日本時間22日)行われた空位のWBA世界スーパーフェザー級スーパー王座タイトルマッチは、前王者ジェスレル・コラレス(パナマ)が4位の挑戦者アルベルト・マチャド(プエルトリコ)に8回TKO負け。マチャドが新王者となった。

コラレスは前日計量でリミット58.9キロのところ60.7キロと、1.8キロもオーバー。2時間後の再計量でも60.4キロと300グラムしか落とせず王座を喪失。空位の王座決定戦は、マチャドが勝った場合のみ新王者誕生、コラレスが勝てば王座は空位のままという状況だった。

身長168センチ、リーチ170センチの前王者に対して、マチャドは178センチ、183センチとそれぞれ10センチ以上も上回る。サウスポー対決だが、良くも悪くも変則スタイルのコラレスに、マチャドは右利きの技巧派サウスポー。

序盤、コラレスがパンチの速さとスピードでマチャドを翻弄し、得意の奇襲戦法で優勢に進める。コラレスは左クロスを度々ヒットさせる一方、相変わらずガードが低く、3回には左カウンターを被弾するなど、安定感はない。

5回、コラレスの左フックでマチャドがダウン。そのまま優勢に進めるかと思いきや、6回にはマチャドが右フックでコラレスをグラつかせる。8回、コラレスの飛び込みざまの左より一瞬早く、マチャドの左ショートがカウンターでヒット。しがみつこうとするコラレスを右腕でなぎ倒す。コラレスは足ガクガクながら立ち上がるも、レフェリーは試合続行不可能と判断し、ストップした。KOタイムは2分18秒TKO。

マチャドは8月にWBA傘下のNABA同級王座の防衛戦で10回判定勝ちからわずか2カ月、世界タイトルを獲得した。

無敗で世界初戴冠、プエルトリコの新星マチャドは19戦全勝16KO無敗。敗れたコラレスは25戦22勝8KO2敗1無効試合。

コラレスは16年4月、当時11連続防衛中のスーパー王者内山高志に2回KO勝ちでスーパー王座を奪取、同年12月の内山との再戦を2-1判定勝ちで名前を売り、オスカー・デラホーヤ氏率いるゴールデンボーイ・プロモーションズと複数年契約したところまでは良かった。

スター街道を駆け上がっていくかと思われたが、今年7月に35歳の10位ロビンソン・カステジャノス(メキシコ)に2度ダウンを奪われ、2-0で辛くも負傷判定勝ち。ムラがある雑なボクシングで評価を下げていたところに、今回の計量失敗からのKO負け。

この試合に勝ち、階級アップしてランク入りを目論んでいたのだろう。だが、168センチの短躯でKO勝利率も32%。後半失速するスタミナのなさと打たれ弱さも露呈している以上、ライト級から上では厳しい。「El Invisible」の異名通り、トップ戦線で戦う姿を目にすることはなくなりそうだ。

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