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前売り完売、今年最注目の日本戦、久我VS和氣のスーパーバンタム級王座戦!
2018.07.23 update

いよいよ7月27日、東京・後楽園ホールの「ガッツファイティング&DANGAN214」にて、日本スーパーバンタム級王者の久我勇作(ワタナベ)と元OPBF東洋太平洋同級王者で世界挑戦経験がある和氣慎吾(FLARE山上)による、世界挑戦を目指す世界ランカー同士の日本タイトル戦が開催される。

■日本スーパーバンタム級タイトルマッチ10回戦

WBA世界スーパーバンタム級7位・WBC7位・WBO 11位・IBF 14位
日本同級チャンピオン
久我勇作(ワタナベ)
VS
WBA世界バンタム級10位・IBF世界スーパーバンタム級8位
日本同級1位
和氣慎吾(FLARE山上)


数年に一度の、世界タイトルマッチ級に注目を集める日本タイトル戦。近年では尾川堅一(帝拳)VS内藤律樹(E&Jカシアス)や、山中慎介(帝拳)VS岩佐亮佑(セレス)、遡ればコウジ有沢(草加有沢)VS畑山隆則(横浜光)などに匹敵する、日本ボクシング史に残るであろう、日本スーパーバンタム級王座戦。

kuga王者久我は10年11月プロデビュー、11年新人王戦1回戦敗退から13年DANGANのB級&A級トーナメント制覇。15年12月、7連勝で石本康隆(帝拳)との王座決定戦に挑み、僅差判定負け。16年10月、強豪ジョナタン・バァト(フィリピン/カシミ)に4回KO勝ちで日本タイトル挑戦権と最強後楽園MVPを獲得。

昨年2月、日本王者石本との再戦に2回TKO勝ちで日本王座を獲得。7月に和氣の元ジムメイトの5位田村亮一(JBスポーツ)に判定勝ちでV1。今年3月、2位小坂遼(真正)に初回TKO勝ち。世界4団体でランク入りを果たしている。

日本王座戴冠後の成長著しく、サウスポーは苦手というが対左も5戦全勝。世界ランキングに相応しい、世界王者候補の最右翼の一人。19戦16勝11KO2敗1分の27歳。

_MGS0144挑戦者で元OPBF東洋太平洋王者の和氣は、高校時代にインターハイの試合を見た古口ジム会長に見出され06年10月プロデビュー、31戦24勝16KO5敗2分の31歳。キャリア初期は勝ち負けを繰り返すが、13年3月に小國以載(角海老宝石)を破りOPBF王座獲得、5度防衛に成功(のち返上)。挑戦者決定戦を経て、16年7月、IBF世界バンタム級王座決定戦でジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)に11回TKO負け。ジム移籍後は4戦全てKO勝ち。3月の久我V2戦で対戦を直訴し、認められて初の日本タイトルに挑む。

パワーと勢いがあるのは王者久我。3月のV2戦では、スロースターターの小坂が調子を上げる前に初回KOで仕留めたように、決定力は国内隋一。

スタイリッシュな和氣のボクシングは、手数を優先して華やかな反面、ガードはルーズで受けに回ると脆い、諸刃の剣のボクシング。東洋王者時代は敵なしに見えたが、甘いガードをグスマンに破壊され、弱点も露呈してしまっている。

和氣が積極的に右リードを突き、ワンツースリーと、機嫌良くコンビネーションを打ち続けられる展開なら、和氣ペースの試合展開もなくはない。だが、後ろ重心でパンチが軽い分、ヒット数が同程度なら、打たれ弱いだけに相打ちでも分が悪い。

久我がグスマン級のプレスと回転力で、一気呵成に強打のコンビネーションで襲い掛かれば、短期決戦もあり得そうだ。

もし立場が逆なら、和氣が手数を出して判定で逃げ切り、防衛が可能だったかもしれないが、挑戦者の立場では、決定力で劣る分、スピードスターは少々分が悪そうだ。グスマンに4度倒されても11回まで粘ったしぶとさを勝利に結びつけられるか。

先輩世界王者4人の背中を間近で見てきた久我には、打撃戦という得意分野がある。パンチスピードは早いが、倒す力はない和氣がストップ勝ちを呼び込めるほど日本王者はイージーではない。マイク・タワッチャイ(タイ)とのIBF指名挑戦者決定戦のように、タイミングでダウンを奪うのが理想だろう。

互いの出方に加えて、距離とポジショニングが重要な、世界戦レベルのスリリングな展開は間違いない。

セミファイナルでは、元日本フライ級王者で、世界再挑戦を狙うWBC世界同級8位、IBF12位、日本同級1位の粉川拓也(宮田)が日本8位の阪下優友(角海老宝石)とスーパーフライ級リミットで対戦。

元日本スーパーバンタム級王者の芹江匡晋(伴流)は、16年5月以来の試合で、この日が引退試合となる。対戦相手の杉田ダイスケ(ワタナベ)は東京農大時代に大学日本一にもなった、アマ110勝、今年4月プロデビューの現役警察官。

16年度全日本ミニマム級新人王、12戦全勝4KOの冨田大樹(堺東ミツキ)と4戦全勝4KOの石澤開(M.T)による日本ユース・ミニマム級初代王座決定戦にも注目だ。

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2018年7月27日(金)後楽園ホール/18時開始
日本スーパーバンタム級タイトルマッチ 10R
王者 久我 勇作 vs 同級1位 和氣慎吾(FLARE山上)

問い合わせ/DANGAN ONLINE 
放送/TBSで深夜2:08~放送

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