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尾川堅一が敵地アメリカで世界タイトル奪取!

11Dec2017

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アメリカ・ラスベガスのマンダレイベイリゾート&カジノで9日(日本時間10日)に行われたIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦は、同級4位の尾川堅一(帝拳)が、5位のテビン・ファーマー(アメリカ)に2-1の判定勝ちで世界タイトルを初戴冠した。

初回、身長173センチと約5センチ長身の尾川より遠い距離から軽いジャブを伸ばす技巧派サウスポーのファーマー。尾川はプレスをかけて距離を詰め、左リードから上下にストレート、左ボディと、初の海外試合ながらは動きは上々。

2回は互いにヒットが少ない中、尾川の圧力に下がりながらも、ファーマーが手数で上回り印象付ける。3回、右リードを伸ばして距離を取りたいファーマーに、尾川はいきなりの右ストレートを度々ヒットさせ、ペースを握りにかかる。

5回、リズムを変えたいファーマーは、軌道が見づらそうな左オーバーハンドをヒットさせ、尾川の手数を削ぐ。続く6回は、時にボディショットを交えつつ、互いにストレートを振り回す。

7回は接近戦でのクリンチが増え、互いのパンチが交錯するが、馬力で勝る尾川がストレートでファーマーの動きを止めるシーンも。続く8回はファーマーが遠い距離から出入りのボクシングで再びペースチェンジを目論み、左フックをヒットさせるが、尾川は右ストレートを上下に打ち込み、一進一退。

9回は尾川が右ボディストレートで削り、右を顔面へ叩き込んで追い込むが倒し切れず。細かい反撃も食らう。

終盤もファーマーは旺盛な手数だが、10回には疲労から雑になり、大ぶりの左に尾川のストレートが打ち勝つと、右ストレート一本で追い回す。11回、最終回は回転力でファーマーが印象付け、勝負は際どい判定へ。

判定結果は116-112、115-113、112-116と、2-1のスプリットで尾川。ファーマーの手数より、尾川のダメージングブローを評価したジャッジが多数を占めた。

世界初挑戦で初戴冠の尾川は24戦23勝17KO1敗。同じく世界初挑戦で敗れたファーマーは31戦25勝5KO5敗1分。

アメリカでの世界タイトル奪取は、1981年11月の三原正(三迫)以来実に36年ぶり。

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