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山中慎介は8.15日本タイ記録となるV13戦!その先にあるのは…?

08Jun2017

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WBC世界バンタム級チャンピオン山中慎介(帝拳)の13度目の防衛戦が8月15日、京都・島津アリーナ京都で行われることが7日、帝拳ジムにより発表された。相手は既報の通り、指名挑戦者の同級1位、ルイス・ネリー(メキシコ)。

ネリーは23戦全勝17KO無敗、22歳のサウスポー。16年4月、元WBA世界スーパーフライ級暫定王者デビッド・サンチェス(メキシコ)に4回終了TKO勝ちで、WBCアメリカ大陸王者を獲得。同年12月にはWBCシルバー王座も獲得。

今年3月、挑戦者決定戦で、2度の世界タイトル挑戦経験があるヘスス・マルティネス(フィリピン)に4回終了TKO勝ちで、世界タイトル挑戦権を得ていた。

ネリーはKO勝利率74%のハードパンチャーだが、ディフェンスは未だ発展途上。山中が本調子なら、左が当たるシーンが想像できる。

山中が防衛に成功すれば、具志堅用高氏の持つ世界王座13度防衛という日本記録に遂に並ぶ。が、当の本人は、防衛回数に執着しているようには見受けられない。ならば、山中がピークにあるうちに、一戦でも多く心躍る試合を見てみたいところ。29歳で世界王者となった山中も34歳(29戦27勝19KO無敗2分)。

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WBC世界ランク最上位のネリーを退けると、これより上のカードを望むとなれば、王座統一戦か、1階級上に打って出るしかない。ボクシングファンが望む今後の展望を占ってみた。

山中の対抗王者は、WBAスーパー王者がザナト・ザキヤノフ(カザフスタン)。28戦27勝18KO1敗の33歳。WBA正規王者が元IBF王者でもあるジェームス・マクドネル(イギリス)。32戦29勝13KO2敗1分の31歳。

IBF王者が岩佐亮佑(セレス)を下したリー・ハスキンス(イギリス)。37戦34勝14KO3敗の33歳。WBO王者が元IBF世界スーパーフライ級王者で2階級制覇のゾラニ・テテ(南アフリカ)28戦25勝20KO3敗の28歳で、唯一の同級20代世界王者。

大森将平(ウォズ)との王座戦を1ヵ月前にキャンセルした英国人王者以外は、ファイトマネー次第で日本への招聘も可能と思えるメンツ。

元世界王者にも、元WBA同級スーパー王者で五輪3大会連続出場のルーシー・ウォーレン(アメリカ/17戦14勝4KO2敗1無効試合30歳)、元同級WBAスーパー王者のファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国/19戦18勝9KO1敗 33歳)、元IBF王者のポール・バトラー(イギリス/25戦24勝13KO1敗 28歳)といった一線級がおり、相手にとって不足はない。

※38歳の元WBAフライ級王者・ロレンソ・パーラ(ベネズエラ)や、37歳の元IBF王者スチュアート・ホール(イギリス)ら老兵はこの限りではない。

山中はこれまでの防衛戦は日本人を相手にしていない。V14で日本人を相手に迎えるのは、日本国内の注目度を集めるには良い施策ともいえる。

一番のビッグカードは、近いうちに階級アップを宣言しているWBOスーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)との一戦。井上自身が興味ある相手として、山中の名前を出している。両者ともに所属ジムの“顔”であり、実現へのハードルは高そうだが…。

実現しやすい日本人対決もなくはない。WBC13位に元日本王者の益田健太郎(新日本木村)、同15位に元OPBF、元日本王者の赤穂亮(横浜光)がいる。今年4月に体重超過の前WBO王者マーロン・タパレス(フィリピン)にKO負けしたWBO10位の元日本王者・大森を含め、日本人ランカー同士で挑戦者決定戦を行うのも一興ではある。

1階級上のスーパーバンタム級は、先日の和氣復帰戦の記事で紹介したように、バンタム級以上に激戦区。山中王者の今後は、試合の度に注目度が高まりそうだ。

Photo : NAOKI FUKUDA
 


ワールドプレミアムボクシング26 THE REAL
2017年8月15日(火)島津アリーナ京都
WBC世界バンタム級タイトルマッチ
山中慎介(帝拳) vs ルイス・ネリ(メキシコ)
問い合わせ/帝拳プロモーション

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