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山中慎介V13戦、具志堅氏の連続防衛記録に挑む!
2017.08.12 update

8月15日、島津アリーナ京都で行われる『ワールドプレミアムボクシング Vol.26 The REAL』。メインイベントはWBC世界バンタム級チャンピオン山中慎介(帝拳)が13度目の防衛戦。挑戦者は2戦続けてメキシコ人、指名挑戦者の1位・ルイス・ネリ。防衛成功なら、具志堅用高氏の持つ偉大な日本記録、世界王座連続13防衛に並ぶ。

■WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦

WBC世界バンタム級チャンピオン
山中慎介(帝拳)
VS
WBC世界同級1位
ルイス・ネリ(メキシコ)

山中は06年プロデビュー。10年6月日本王座獲得。V1戦で岩佐亮佑(セレス)に10回TKO防衛。11年11年、WBCバンタム級王座決定戦で2位クリスチャン・エスキベル(メキシコ)に11回TKO勝利で世界王座を戴冠。

V2戦で元世界2階級制覇王者ビック・ダルチニアン(オーストラリア)、V3戦は元WBC世界スーパーフライ級王者トマス・ロハス(メキシコ)、V4戦で元WBC世界フライ級王者マルコム・ツニャカオ(フィリピン)、V5戦は7位のホセ・ニエベス(プエルトリコ)、V5戦は8位アルベルト・ゲバラ(メキシコ)、V6戦3位で元EBU欧州バンタム級王者のシュテファーヌ・ジャモエ(ベルギー)、V7戦は元WBC世界スーパーフライ級王者スリヤン・ソー・ルンヴィサイ(タイ)、V8戦は7位ディエゴ・サンティリャン(アルゼンチン)、V9戦は元WBA世界バンタム級スーパー王者アンセルモ・モレノ(パナマ)、V10戦は元WBA世界スーパーフライ級王者リボリオ・ソリス(ベネズエラ)、V11戦はモレノと再戦。V12戦は級9位のカルロス・カールソン(メキシコ)と12度防衛。29戦27勝19KO無敗 2分の34歳、KO勝利率は66%。うち世界戦でのKO数は9。

指名挑戦者ネリは12年プロデビュー、23戦全勝17KO無敗、22歳のメキシコのホープ。16年4月、19戦目でWBCアメリカ大陸王者を獲得。V1戦で元WBA世界スーパーフライ級暫定王者ダビド・サンチェス(メキシコ)に4回終了TKO勝ち。同年12月にはWBCシルバー王座を獲得している。今年3月、挑戦者決定戦で、8位ヘスス・マルティネス(フィリピン)に4回終了TKO勝ちで、世界タイトル初挑戦のチャンスを得た。

長いリーチのロングフックから一気に距離を詰めて、様々な角度から飛んでくる軌道の見にくいアッパーやフック系のパンチを主体とした、パンチの回転力が武器。勝負どころと見ると、一気にパンチをまとめ、KOやストップ勝ちを量産し、KO勝利率は74%。10日のスパーリングでも、鋭いコンビネーションを披露。初の世界挑戦に向けて仕上がりも上々。

一方でディフェンスはまだ未完成で、時おりL字ガードのようなものも見せるが、オフェンス力と比べると一段落ちる。不用意なカウンター一発で倒れる脆さもある。

互いにサウスポー。右リードの精度、左ストレートの破壊力では王者が上回る。足が使えて、ポジショニングを間違わなければ山中王者の防衛は堅い。

だが、回転力があり、多彩なパンチを持つ挑戦者だけに、立ち止まっての打ち合いは避けたいところ。ネリが序盤に奇襲をかけて接近戦に持ち込む展開になれば、王座陥落もありうる危険な相手。王者陣営も楽観視はしていない筈。

期待の世界戦のアンダーカードとしては寂しいラインナップで、タイトル戦は無し。セミが元日本ライトフライ級王者でWBOアジアパシフィック同級級王者の堀川謙一(三迫)が、ノーランカー寺次孝有希(ミサイル工藤)を相手に同級8回戦を行う。37歳の堀川はWBC世界29位を筆頭に、OPBF東洋太平洋級15位、日本5位。まだ上のベルトを狙っている。

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THE REAL ワールドプレミアムボクシング26
2017年8月15日(火)島津アリーナ京都
WBC世界バンタム級タイトルマッチ
山中慎介(帝拳) vs ルイス・ネリ(メキシコ)
問い合わせ/帝拳プロモーション
対戦カード

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