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山中竜也、サルダールに判定負けでWBO世界ミニマム級王座陥落!

14Jul2018

13日、神戸市立中央体育館で行われたWBO世界ミニマム級タイトルマッチは、王者山中竜也(真正)が、挑戦者同級3位のビック・サルダール(フィリピン)に12回判定負けで王座陥落した。セミファイナルで行われたWBOアジアパシフィックライトフライ級王座決定戦は、元日本ミニマム級王者の小西伶弥(真正)がオーリー・シルベストレ(フィリピン)に12回KO勝ち。新王者に輝いた。

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WBO世界ミニマム級王者山中竜也(真正)は、16年11月、OPBF東洋太平洋ミニマム級王座決定戦で、元WBO世界同級王者のメルリト・サビーリョ(フィリピン)に判定勝ち(のち返上)。昨年8月に熊本で福原辰弥(本田フィットネス)を下して初戴冠。今年3月の初防衛戦で4位・モイセス・カジェロス(フィリピン)をフットワークとコンビネーションで完封し、8回終了棄権に追い込み、評価を上げた。

挑戦者同級3位のビック・サルダール(フィリピン)は15年12月、当時WBO世界ミニマム空王者の田中恒成(畑中)からダウンを奪い、苦しめた実力者。

初回、ノーモーションの高速ジャブを突くサルダールに対し、山中は距離を取り、出入りのタイミングを伺う。互いの高速コンビネーションが交錯し、ハイレベルな世界戦の幕開けを予感させる。

2回、サルダールの右ボディに山中は左フックを返し、左ボディをヒット。3回、中間距離では左ジャブ、ボディを被弾し、プレスを強めたいサルダール。距離が詰まると互いにボディ。

4回、リズムに乗り出した王者、自在なフットワークで出入りし、ボディを打ち、ガードの隙間にショートアッパーをねじ込み、右ストレートを顔面へ。武器の少ない挑戦者は、ボディストレートを単発で返す。

中盤、互いにボディストレート、密着してもボディを打ち合う。左ボディトリプルで苦しそうなサルダールは、時折右を振り回す。

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サルダールの意識が下に行き、山中の右ストレートが当たり出した7回半ば、不用意に踏み込んだところにカウンターの右ストレートを食らい逆転のダウン。立ち上がった山中はガードを固めて足を使い、続く8回と、体力回復を図る。

息を吹き返した王者、9回は再び中間距離での打撃戦。互いのカウンターの右が際どいタイミングで交錯する。10回は再びボディ合戦。山中は左ボディから距離が開けば右を打ち込み、攻勢をアピールする。

11回に山中は偶然のバッティングで左目じりをカット。最終回、流血で左目が塞がった山中、サルダールを捕らえられないまま、試合終了のゴング。

判定結果は115-112、116-111、117-110と、3者共にサルダール。

2度目の世界挑戦で初戴冠のサルダールは21戦18勝10KO3敗。2度目の防衛に失敗した山中は19戦16勝5KO3敗

元日本王者の小西は今年3月、WBA世界ライトフライ級王座決定戦で、同級1位カルロス・カニサレス(ベネズエラ)からダウンを喫し、以降は互角に渡り合うも、0-3(111-116、112-115、113-114)の判定負け。復帰戦で即地域王座戦のチャンスをものにした。

序盤、小西はガードを固めながら、ワンツー、左右ボディ、右アッパーと、精度の高いパンチをヒットさせるが、シルベストレは死角から飛んでくるようなオーバーハンドの右ストレート、右フックを返す。2回にはヒッティングの判定で小西は左目じりをカット。

小西は中盤から、左ボディ連打でカニサレスを追い込むが、パターンが単調で倒しきれない。終盤はシルベストレがボディを軸に手数を増やして抵抗するが、度々被弾してきた右ストレートで最終回ついにダウン。カニサレスはカウント内に力なく立ち上がるも、レフェリーは試合をストップした。KOタイムは12回1分6秒。

日本王座に続き、WBOアジアパシフィック王座を獲得した小西は17戦16勝6KO1敗。初のタイトル戦で敗れたカニサレスは16戦11勝7KO3敗1分

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