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木村が中国で大金星!WBO王者ゾウに11回TKOで王座獲得!

29Jul2017

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28日に中国・上海で行われたWBO世界フライ級タイトルマッチ。挑戦者6位の木村翔(青木)が、08年北京、12年ロンドンと2大会連続金の中国の英雄、WBO王者ゾウ・シミン(中国)に11回TKO勝ちの大番狂わせ。敵地での世界初挑戦で世界タイトルを獲得した。

試合の前評判では圧倒的に王者ゾウ有利。木村は昨年11月、坂本真宏(六島)を下してWBOアジアパシフィック王座を獲っているが、世界はおろか日本でも無名に近かった。ともに身長165センチ、リーチは166センチの木村が2センチ上回るが、似たような体格の両者。

敵地での世界初挑戦にも気後れせず、初回から積極的にプレスをかけて、仕掛けていく木村。動きが固いゾウに、左ボディから顔面に左ダブル、ワンツーと、上下にパンチを散らしていく。大ぶりのパンチを旺盛に出して追う木村に、下がりながら、稀に細かいパンチを返すのみのゾウ。36歳のゾウは調整失敗か、いつもの軽やかな動きが見られない。非力な上にスピードもないため、木村はやりたいボクシングを実行できている様子。精度は低いが手数で押していく。

3回、ゾウの動きが幾分良くなり、下がりながらワンツーを返すが、手数では木村。中盤にかけて、ゾウはスイッチしながらノーガードで相手のパンチをかわし、軽いパンチを返すいつもの動きも時おり披露。6回、青木は右目をカット。王者が幾分余裕を取り戻す。

後半になっても木村の手数は落ちない。木村のボディで、王者はスタミナを削られ、手数が更に減っていく。迎えた11回、木村はゾウをロープに追い詰め、顔面にラッシュを見舞うと、ゾウは前方に倒れ込むようにダウン。辛くも立ち上がるが、ファイティングポーズをとる気力はなく、レフェリーが試合をストップした。KOタイムは11回2分28秒。

ポイントでも木村がリードしていたと思いきや、11回途中までの判定は97-93、 96-94とゾウが2者、94-96で青木と、判定までもつれると負けになるような、危ないところだった。

世界初戴冠の木村は18戦15勝8KO1敗2分。初防衛に失敗したゾウは11戦9勝2KO2敗。

WBA王者・井岡一翔(井岡)、WBC王者・比嘉大吾(白井・具志堅スポーツ)に続き、木村がWBO王者となったことで、日本人フライ級世界王者は3人。ライトフライ級に続いて、主要4団体のうち3団体まで制している。IBF王者は、3階級制覇のドニー・ニエテス(フィリピン)。

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久田哲也が角谷淳志に8回TKO勝ち、初防衛に成功!

同じく28日、大阪・エディオンアリーナ大阪第2競技場で行われた、日本ライトフライ級タイトルマッチは、王者・久田哲也(ハラダ)が、同級1位の角谷淳志(金沢)に8回TKO勝ち。初防衛に成功した。

共に負けも多い苦労人、32歳の関西勢同士。意外にも初対戦。

序盤から激しく打ち合う両者。アウトボクシングの角谷が、ジャブ、カウンターの右を効果的にヒットさせ、序盤をややリード。

5回終了時の公開採点は、49-46、49-47で角谷、48-47で久田。

採点を聞いた久田はボディで攻勢を強める。7回、コーナーに追い込むと、久田が左フックで角谷からダウンを奪う。

続く8回、久田が角谷を攻め立て、ロープに詰めて猛ラッシュ。打たれっぱなしの角谷をレフェリーが救った。KOタイムは2分54秒。

初防衛に成功した久田は39戦29勝18KO9敗2分。3度目の日本タイトル挑戦に失敗した角谷は25戦19勝12KO6敗1分。

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