Boxing Times

news

村田リベンジに成功して王座奪取!エンダムを棄権に追い込む完勝!

23Oct2017

03Murata-N'Dam

10月22日、東京・両国国技館で行われたトリプル世界タイトルマッチのメインイベントは、2012年ロンドン五輪ミドル級金メダリスト、村田諒太(帝拳)が、WBA世界ミドル級王者アッサン・エンダム(フランス)に7回終了TKO勝ちで世界タイトルを獲得。

初戦と打って変わり、初回からいきなりの打撃戦。前回判定を盗まれた形の村田はポイントも意識し、手数も旺盛。村田が圧力をかけ、この日何度も披露した左ボディからの右ストレートをヒット。エンダムも鋭い右やアッパーを見せるが、接近戦対策は基本的にヒット&クリンチ。

2回、エンダムは足を使い、遠い距離では細かい左ジャブでガードの上を叩き、近づいてはクリンチを繰り返す。村田は距離を潰して左ボディからの右を狙う。3回、村田のジャブにエンダムが右を合わせる瞬間もあるが、接近戦では村田の右ストレートが度々ヒット。

05Murata-N'Dam

07Murata-N'Dam

4回、距離をとりたいエンダムを、村田がギアを上げて追い込み、右ストレートの連打で鈍らせると、エンダムはたびたびスリップダウン。村田は左ジャブ、ボディが出るうえに、右が多彩で、右フック、ストレート、打ち下ろし、ショート、ボディストレートと、力強いパンチでエンダムを削っていく。

5回、逃げるエンダムを打ち下ろしの右、右ショート、左ボディで追いまわし、足を止めての打ち合いを優位に進めるが、エンダムも手数で応戦。ガードの上から細かいパンチを浴びせるも、動きは鈍りつつある。

6回後半、足を使い、クリンチ多用のエンダムに、村田は左ボディを効かせると、ガードを割って右ストレートを撃ち抜くと、大きくグラついたが、手数でごまかし、辛くもラウンドを耐えきった。

7回、村田が左で詰めると右ストレート、右フック、左ボディと浴びせるが、エンダムはクリンチで凌ぎ、距離を取ってはガードを叩いて懸命に応戦。だが、7回終了後に、勝ち目なしと見たエンダム陣営が棄権を申し入れ、村田のTKO勝ち。

再戦のチャンスを見事にものにして、日本人初の金メダリストの世界王者が誕生した。

竹原慎二氏以来、日本人2人目のミドル級王者となった村田は14戦13勝10KO1敗。
再戦で初防衛に失敗したエンダムは39戦36勝21KO3敗の33歳。

「ボクシングファンは僕より強いミドル級チャンピオンがいることも知っている。そこを目指したい」と、GGG、カネロら強豪ひしめくミドル級トップ戦線入りを口にした。

11Murata-N'Dam

12Murata-N'Dam

Photo : NAOKI FUKUDA

Recent News

Corner

Blog