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村田諒太の世界初挑戦が決定!5.20東京は3大世界タイトルマッチ

04Apr2017

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2012年ロンドン五輪のミドル級金メダリストで、WBA世界ミドル級2位の村田諒太(帝拳)の世界初挑戦が遂に決まった。3日、都内で記者会見を行い、5月20日に東京・有明コロシアムでWBAミドル級正規王座決定戦に出場することが発表された。相手は、WBA同級暫定王者で1位のアッサン・エンダム(ハッサン・ヌダム・ヌジカム表記と同一人物/フランス)。なお、同大会はトリプル世界タイトルマッチとなり、WBC世界フライ級タイトルマッチでは、王者ファン・エルナンデス(メキシコ)にOPBF東洋太平洋フライ級王者でWBC同級1位の比嘉大吾(白井・具志堅スポーツ)が挑戦。WBC世界ライトフライ級タイトルマッチは、王者ガニガン・ロペス(メキシコ)に、OPBF東洋太平洋同級王者で前日本王者、WBC同級4位の拳四朗(BMB)が挑む。

金メダリストの村田は13年にプロ転向。デビュー戦で当時OPBF東洋太平洋ミドル級王者&日本スーパーウェルター級王者・柴田明雄(ワタナベ)にノンタイトル戦では勝利しているが、プロでは無冠のまま世界タイトルに挑む。

これまで世界上位ランカーとの対戦経験もなく、WBO14位のダグラス・ダミアオ・アタイデ(ブラジル)が最上位の相手だった。ボクシングファンの疑問、村田は本当にプロでも強いのか? に、いよいよ答えが出ることになる。

暫定王者のエンダム(旧表記ヌジカム)はカメルーン出身で現在はフランス国籍。04年アテネ五輪ミドル級ベスト8のオリンピアンで、同年プロ転向。37戦35勝21KO2敗の33歳。

10年10月、26戦目でWBAミドル級暫定王座決定戦に勝利して初戴冠(V1)。12年5月にはWBO同級暫定王座決定戦に勝利(後に正規王者に昇格)。V1戦でピーター・クイリン(アメリカ)に6度ダウンを喫し、判定負けで王座陥落。15年6月、デビッド・レミュー(カナダ)とのIBF世界同級王座決定戦でも4度ダウンさせられ判定負け。昨年8月にはリオ五輪にライトヘビー級で出場も1回戦敗退。同年12月、WBA暫定王者・アルフォンソ・ブランコ(ベネズエラ)に初回KO勝ちで2度目のWBA王座戴冠。6度ダウンされてもKO負けしなかったのは、スタミナ豊富なのか、打たれ弱いのか。

日本人五輪金メダリストの世界挑戦は、1964年東京五輪バンタム級金メダリストの故・桜井孝雄氏が68年に挑戦(判定負け)して以来、49年ぶり2度目。日本人のミドル級世界王者が誕生すれば、95年12月に日本人初の同級世界王座(WBA)を獲得した竹原慎二氏以来、21年ぶりの快挙。

同階級には、王座を17度防衛中の絶対王者、WBAスーパー王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が君臨している。勝てばその先には、GGGとの王座統一戦に挑むという、夢のようなカードが期待できるだろうか。

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WBC世界フライ級タイトルマッチに挑むのは、14年のプロデビューから12連勝、連続KO勝利記録更新中の比嘉大吾。

15年7月に敵地タイでWBCユース王座獲得(V2)、16年7月にOPBF王座獲得(V1)と、着実に力を付けてきた、フライ級屈指のハードパンチャー。

王者エルナンデスは04年プロデビュー、36戦34勝25KO2敗の30歳。11年8月、当時WBC世界ミニマム級王者・井岡一翔(井岡)に挑戦して判定負け。以降は階級を上げて16連勝中。

先月、敵地で開催されたWBC世界同級王座決定戦にて、元WBC世界スーパーフライ級王者・スリヤンの弟で、当時36勝無敗のナワポーン・ソールンビサイ(タイ)に3回TKO勝ちで世界初戴冠。わずか2ヵ月半で初防衛戦を迎える。

具志堅用高会長が世界タイトルを初戴冠した21歳での世界王者を宣言していた比嘉、有言実行なるか。

WBC世界ライトフライ級タイトルマッチに挑む拳四朗は、14年プロデビュー、9戦9勝5KO無敗の25歳。東洋王者(V1)で前日本王者(V2)。

今月2日に日本タイトル防衛戦が予定されていたが、直前に王座返上してキャンセル、世界初挑戦の準備を進めていた。父はジム会長で、上述の竹原氏の日本王座に挑戦経験もある、元日本ミドル級、元OPBF東洋太平洋ライトヘビー級王者・寺地永氏。

王者・ロペスは03年プロデビュー、34戦28勝17KO6敗の35歳。10年8月、WBC世界ミニマム級シルバー王座を獲得(V3)。15年7月にWBC世界ライトフライ級王者・ペドロ・ゲバラ(メキシコ)に挑戦し判定負け。昨年3月、2度目の世界挑戦で木村悠(帝拳)に判定勝ち、10月に1位のジョナサン・タコニン(フィリピン)に判定勝ちで初防衛に成功している。

ライトフライ級は、WBA王者が田口良一(ワタナベ)、IBF王者が八重樫東(大橋)、WBO王者が田中恒星(畑中)。拳四朗が勝てば、4団体すべて日本人王者が独占することになる。

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