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比嘉大吾、拳四朗も初防衛に成功!

23Oct2017

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10月22日、東京・両国国技館で行われたトリプル世界タイトルマッチの、WBC世界フライ級チャンピオンの比嘉大吾(白井・具志堅スポーツ)、WBC世界ライトフライ級チャンピオンの拳四朗(BMB)は、それぞれ初防衛戦に成功した。

フライ級王者比嘉大吾V1戦、連続KO記録を延ばせるか?


王者比嘉は今年5月に前王者フアン・エルナンデス(メキシコ)から6度のダウンを奪い、6回TKO勝ち。パーフェクトレコードで世界王座戴冠し、今回が初防衛戦。

初回、ガードを固める挑戦者に足はなく、王者比嘉は難なく距離をつめると、左右のボディを軸にガード構わず連打を見せる。挑戦者も強気にワンツーで応戦するが、序盤から比嘉のパワーが勝り、ジャブ、左アッパーで時おりガードをこじ開けていく。

左アッパー3連打からの左ボディなど、上下への打ち分けでマソンの意識を分散させ、着実にダメージを与え、3回には右わき腹、顔面が赤らんでいく。パワーの差は歴然で、4回からは挑戦者がコーナーに詰まるシーンが増えていく。マソンは比嘉の打ち終わりを狙うが、王者の左右アッパーのヒットが増え、アッパー連打からの右フックなど、序盤は比嘉が挑戦者を圧倒する。

公開スコアは3-0(40-36×2、39-37)

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5回、追い込まれて手数を増やす挑戦者だが、ガードの隙間が増えたのを逃さず、比嘉の左右のフックがヒット。6回、ボディでロープに追い込むと挑戦者はたまらずクリンチ。左ボディ、アッパー、ストレートでダメージを蓄積させる。

7回、比嘉はガード構わず挑戦者にラッシュ。途中右目を気にするそぶりを見せていたところに、ストレート気味の左ジャブが右目にヒットするとマソンが膝をつくダウン。立ち上がるが右瞼のケガが酷く、そのままドクターストップとなった。
KOタイムは7回1分10秒TKO。

初防衛に成功した比嘉はパーフェクトレコードを継続。14戦全勝14KO。世界初挑戦で敗れたマソンは22戦17勝5KO4敗1分。

勝利者インタビューでは「井岡さん、大晦日でも良いので、(王座)統一戦お願いします!」とあらためて3階級制覇王者のWBA正規王者井岡一翔(井岡)との王座統一戦をアピールした。

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拳四朗V1に成功!元王者ゲバラに2-0の判定勝ち!

ともに左ジャブから試合を組み立てる王者と元王者の技巧派対決。序盤優勢に進めたのはリーチで6.5センチ上回る元王者ゲバラ。リードを軸に、右ストレート、ボディと積極的に攻め、足を使いカウンター狙いの拳四朗を圧倒する。

4回終了時の公開採点は40-36、39-37が2者と、3-0でゲバラ。

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劣勢の拳四朗、中盤からは距離を詰めると、ボディ攻撃で巻き返す。左フックが冴え、ボディを意識させることで、6回にはゲバラの顔面を左フックがヒット。ゲバラも手数を出して応戦するが、拳四朗はパンチで挑戦者の両目をカットさせ、優勢を印象付ける。

8回終了時の公開採点は78-74でゲバラ、77-75で拳四朗、76-76と、ポイント上もほぼ互角。

終盤に入っても互いに手数を出し合う好試合。拳四朗は執拗なボディ打ちで勝機を狙う。10回には右カウンターで元王者をグラつかせるが、ゲバラは必死にダウンを拒否。最終回は王者のボディも辛うじてクリンチで凌ぎ、ゴング。スコアは115-113、116-112、114-114だった。

初防衛に成功した拳四朗は11戦11勝5KO無敗。2年ぶりの王座復帰に失敗したゲバラは34戦30勝17KO3敗1分。

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Photo : NAOKI FUKUDA


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