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注目を集めるメイウェザー次戦の行方と、浮上する待望のパッキャオ戦

24Dec2014

史上初の無敗での5階級制覇達成、目下47戦全勝中(26KO)と現役最強王者と言われてきたフロイド・メイウェザー(アメリカ)。“マスター・オブ・ディフェンス”も、近年は打ち込まれることも増えて、衰えは隠しようもない。

納得のいくボクシングがあと何試合できるのか。2015年中の引退宣言もいよいよ信憑性が高くなってきた。

試合内容より記録に残ることを重視してきたメイウェザーだけに、意識しているのは、1950年代の伝説的チャンピオン、ロッキー・マルシアノ(アメリカ)の持つ49連勝のはず。(マルシアノは49勝43KO無敗)。

そう仮定すると、メイウェザーの残り試合数は、この記録に並ぶまで、あと2試合。単独1位の50連勝を目指すとしても、あと3試合しか残されていない。ここ数試合、PPV売上が下降しているだけに、自対戦相手への要求も、妥当性や話題性がより厳しく求められる。

そんな中、急浮上したのが、フィリピンの英雄、マニー・パッキャオ(フィリピン)戦。12月12日にメイウェザーがテレビインタビューで「5月2日にパッキャオ戦を実現させよう」と、自ら語ったためだ。これに対してパッキャオも自身のツイッターで反応している。これまで何度も話題に上がりながら実現しなかったドリームマッチは、ここに来て現実味を帯びてきた。

しかし、同時進行で、パッキャオ以外の候補者も。同13日には、WBC世界ウェルター級シルバー王座戦で初防衛を果たしたアミア・カーン(イギリス)が、メイウェザー戦に名乗りを上げた。

元WBA・IBF世界スーパーライト級王者で、33戦30 勝19K3敗のカーン。元WBC・IBF世界スーパーライト級統一王者、元IBF世界ウェルター級王者の強敵デボン・アレクサンダー(アメリカ)を大差の判定で下したことで、評価も上昇。母国イギリスを中心として世界的に人気も高く、この日の勝利で、メイウェザー戦の有力な候補となった。一方、敗れたアレクサンダーはメイウェザー戦の対戦相手リストから姿を消した。

今ボクシングファンに求められているのは、やはりパッキャオ戦。だが、メイウェザー側は、パッキャオとの交渉が決裂した場合の保険として、次戦の相手の「プランB」が、カーンとも推測される。そう考えると、カーンの今回の名乗りが、メイウェザー戦への伏線となっているのかもしれない。

メイウェザー37歳、パッキャオ36歳。共に全盛期は過ぎつつあり、残された時間は少ない。今回こそ実現してほしいというのが、全世界のボクシングファンの願い。2015年、世紀のビッグマッチは遂に実現するのだろうか。

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