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王者小浦VS1位谷口、若手有望株同士の東洋ミニマム級タイトル戦
2017.11.10 update

11月11日の「DANGAN200」(東京・後楽園ホール)は、世界タイトル戦線との距離も近い、OPBF東洋太平洋ミニマム級タイトルマッチ。王者小浦翼(E&Jカシアス)が1位の谷口将隆(ワタナベ)を迎えて初防衛戦を行う。元日本ウェルター級王者で同級1位の新藤寛之(宮田)と、同級2位・コブラ諏訪(ピューマ渡久地)による、日本スーパーウェルター級王座挑戦者決定戦も開催される。

■OPBF東洋太平洋ミニマム級タイトルマッチ12回戦

WBA世界ミニマム級12位・WBC11位・IBF13位
OPBF東洋太平洋ミニマム級チャンピオン
小浦翼(E&Jカシアス)
VS
WBA世界ライトフライ級13位・IBF世界ミニマム級15位
OPBF東洋太平洋ミニマム級1位
谷口将隆(ワタナベ)


共に世界ランク入りも果たしている、若手有望株同士のタイトルマッチ。王者の小浦はアマチュアボクシングでは高校3年時にインターハイ出場、14年8月プロデビューの23歳。15年の全日本ミニマム級新人王。現IBF世界王者・京口紘人(ワタナベ)の返上により、今年7月に5位のフィリピン人との王座決定戦に勝利し、初防衛戦となる。11戦全勝8KO無敗。

挑戦者の谷口は京口王者と同期入門、昨年4月プロデビューの23歳。元アマ全日本3位とアマチュア時代の成績では小浦より上。今年4月、6戦全勝で日本王座決定戦に出場も、1位・小西伶弥(真正)に0-2(94-96×2、95-95)で初黒星。再起後2連勝で、2度目のタイトル挑戦となった。9戦8勝6KO1敗。

共に160センチを超える長身、KO勝利率73%の小浦に、67%の谷口と、最軽量級では高いKO勝利率を誇る。

オーソドックスの小浦はこれまでサウスポーとの対戦は2度。前戦の王座決定戦と新人王戦の決勝と、大事な舞台で勝利しており、苦手意識はなさそうだ。ただ最長ラウンドが5回と、長期戦や持久力は未知数。小気味良いボクシングを最後まで続けられるか。

一方の谷口は、ライトフライ級とミニマム級を両天秤にかけて、ミニマム級では4戦目。新人王戦スルーなど、これまで日本人対決は小西に敗れた1戦のみ。5回終了時の公開採点では2-1でリードしながら、後半接近戦で失速し、手数で押し切られている。

ともにスピードとパンチ力もある同士、先にペースを掴んだ方が優位に試合を薦められそうだ。

■日本スーパーウェルター級王座最強挑戦者決定戦8回戦

日本スーパーウェルター級1位
新藤寛之(宮田)
VS
日本同級2位
コブラ諏訪(ピューマ渡久地)


30代ベテランの元王者同士の挑戦者決定戦が、試合順ではトリ。

1位の新藤は07年11月プロデビュー、09年の全日本ウェルター級新人王。昨年1月、2度目の挑戦となる王座決定戦で大川泰弘(ワタナベ)に判定勝ち。V1戦で有川稔男(川島)KO負けして陥落、昨年11月に元日本ミドル級王者の佐々木左之介(ワタナベ)にKO勝ち以来、1年ぶりの試合。23戦18勝7KO4敗1分の31歳。

2位の諏訪は03年7月プロデビュー。13年に日本王者渡辺あきのり(当時協栄)、東洋王者高山樹延(角海老宝石)に連敗後はアジア路線へ。JBC非公認のWBAアジアスーパーウェルター級王座、PABA同級王座を獲得。日本人戦は4年ぶりの37歳。37戦19勝11KO12敗2分。

実績で上回る186センチの長身サウスポー、新藤有利は堅い。KO決着もありそうか。

アンダーカードも見ごたえあり。

日本ユースライト級タイトルマッチ8回戦は、4戦全勝1KO無敗、日本スーパーフェザー級6位、20歳の初代王者・富岡樹(REBOOT)に、10戦8勝5KO2敗の白鳥大珠(八王子中屋)が挑む。

日本ユーススーパーライト級王座決定戦8回戦は、14年度東日本新人王で、同級15位、10戦全勝7KO無敗の21歳、平岡アンディ(大橋)と、9戦7勝5KO2敗の21歳、小林孝彦(TEAM 10COUNT)が初代王座を争う。

日本スーパーバンタム級7位の田村亮一(JB SPORTS)は、東洋太平洋フェザー級12位・ロベルト・ウドトハン(フィリピン)を相手に、日本王者久我勇作(ワタナベ)に敗戦からの再起戦を行う。

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