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12.30は井上尚弥V7戦、拳四朗V2戦のダブル世界タイトルマッチ!
2017.12.27 update

年末ボクシングビッグマッチ2連戦、第1弾は12月30日横浜文化体育館で行われる「FUJI BOXING 2017」。WBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(大橋)の7度目の防衛戦をメインに、セミはWBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(BMB)の2度目の防衛戦。OPBF東洋太平洋フェザー級王者・清水聡(大橋)の初防衛戦、井上拓真と元日本バンタム級王者・益田健太郎(新日本木村)と、今年もカードは大充実。

■WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦

WBO世界スーパーフライ級チャンピオン
井上尚弥(大橋)
VS
WBO世界同級6位
ヨアン・ボワイヨ(フランス)

王者井上は高校アマ7冠を達成し12年10月プロデビュー。13年8月、4戦目で現WBAライトフライ級王者、田口良一(ワタナベ)に判定勝ちで日本王座を獲得。5戦目でOPBF王座獲得。14年4月、6戦目でアドリアン・エルナンデス(メキシコ)に6回TKO勝ちでWBC世界ライトフライ級王座を獲得(V1のち返上)。

14年12月、2階級上げたスーパーフライ級で、通算27度防衛した名王者オマール・ナルバエス(アルゼンチン)に2回KO勝ち。当時世界最速のデビュー8戦目で2階級制覇を達成。

1位の指名挑戦者を3連続で退け、昨年12月のV4戦は元WBA王者の河野公平(ワタナベ)に6回TKO勝ち。5月のV5戦は2位リカルド・ロドリゲス(アメリカ)にTKO勝ち。9月の「SUPER FLY」で遂にアメリカ進出。本来はバンタム級ランカーのアントニオ・ニエベス(アメリカ)を6回終了時棄権に追い込みV6達成。14戦14勝11KO無敗の24歳。

挑戦者のボワイヨはアマ経験50戦以上、09年10月プロデビュー。プロ3戦目で、後のスーパーバンタム級&フェザー級の2階級制覇王者カール・フランプトン(イギリス)にKO負け。11年3月、2度目の挑戦でフランスバンタム級王座を獲得もV1戦で陥落。

13年1月のフランス王座決定戦のドーピング検査でステロイド反応で陽性となり、半年間のサスペンド処分。以後、アルゼンチンを拠点として無名選手相手に31戦連勝。46戦41勝26KO4敗の29歳。

挑戦者はバンタム級~スーパーバンタム級が主戦場。身長171センチと長身で、リーチも長そうだが、ファイトスタイルは武骨なファイター。万が一にも不覚を取る相手ではない。階級アップ間近な王者は、KO防衛でインパクトを残したいところ。

■WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦

WBC世界ライトフライ級チャンピオン
拳四朗(BMB)
VS
WBC世界同級11位
ヒルベルト・ペドロサ(パナマ)

元日本ミドル級王者&元OPBF東洋太平洋ライトヘビー級王者である寺地永氏を父に持つチャンピオンの拳四朗は、大学4年時に国体優勝の実績を残し、14年8月、6回戦プロデビュー。15年10月、5戦目でWBCライトフライ級世界ユース王座を獲得。同年12月、堀川謙一(当時SFマキ)に判定勝ちで日本王座を獲得(V3)。昨年8月にOPBF東洋太平洋同級王座を獲得(V1)。

今年5月、王者ガニガン・ロペス(メキシコ)を114-114、115-113×2の2-0の判定勝ちで、10戦目で世界タイトルを獲得。10月に元同級世界王者で1位のペドロ・ゲバラ(メキシコ)に115-113、116-112、114-114と2-0の判定勝ちで初防衛に成功。約2カ月で2度目の防衛戦に臨む。11戦11勝5KO無敗の25歳。

挑戦者のペドロサは12年プロデビュー。キャリア初期は最短で中6日など、ハイペースに試合を重ね、13年7月、10試合目でWBC中米ミニマム級王座&国内王座獲得もV2戦で陥落。現在は7連勝中で、スーパーフライ級でWBAカリブ王座、ライトフライ級でWBC中米王座とWBAカリブ王座を獲得している。

3敗は、WBA同級王者田口良一(ワタナベ)のV6戦の相手となるロベルト・バレラ(コロンビア)、後のWBCミニマム級シルバー王者と同級世界ランカー。23戦18勝8KO3敗2分の25歳。

挑戦者は153センチと小兵のファイター型。手数が多く、KO数の割にはダウンも多く奪っているが、ダウンも数度経験あり。拳四朗にとっては、やりにくい相手ではない。

王者が左リードで突き放し、ボディショットを叩き込んでいけるようなら、3試合ぶりのKOシーンも見られるか。

■OPBF東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ12回戦

WBC世界フェザー級11位・IBF13位
OPBF東洋太平洋フェザー級チャンピオン
清水聡(大橋)
VS
OPBF東洋太平洋同級14位
エドワード・マンシト(フィリピン)

王者清水はアマチュアで2度の国体優勝など活躍し、08年北京五輪、2012年ロンドン五輪と連続出場。ロンドンでは銅メダルを獲得。16年9月にプロ転向、今年5月、4戦目で東洋太平洋フェザー級王者ノ・サミュング(韓国)にTKO勝ち。今回が初防衛戦。4戦全勝無敗の31歳。

挑戦者のマンシトは24戦15勝9KO7敗2分の25歳。地域タイトル戦はすべて黒星。過去には現WBC世界スーパーバンタム級王者レイ・バルガス(メキシコ)や、山中慎介(帝拳)のV5戦の相手アルベルト・ゲバラ(メキシコ)にも敗れている。

激戦区フェザー級で世界タイトルマッチにこぎつけためにも、KO防衛は必須だろう。

世界4団体でランク入りしている井上拓真(大橋)は、2度の元日本バンタム級王者・益田健太郎(新日本木村)と、54.0kg契約10回戦。

昨年12月の世界戦のチャンスを拳のケガで棒に振り、再挑戦の機会をうかがう9戦全勝2KO無敗の22歳と、東洋王者マーク・ジョン・ヤップ(六島)にTKO負けからの復帰戦となる33戦26勝14KO7敗のベテラン34歳。ともに世界初挑戦のために、負けられないサバイバルマッチだ。

井上兄弟の従弟、日本スーパーライト級3位の井上浩樹(大橋)は、OPBF東洋太平洋同級10位のキム・ドンヒ(韓国)と8回戦。東洋ランク入りを狙う。井上は9戦全勝8KO無敗、キムは11戦8勝3KO1敗2分。

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2017年12月30日(土)横浜文化体育館
WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ
王者 井上尚弥(大橋)vs 同級7位 ヨアン・ボワイヨ(フランス)
WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ
王者 拳四朗(BMB)vs 同級11位 ヒルベルト・ペドロサ(パナマ)
問い合わせ/大橋ボクシングジム
放送:全国フジテレビ系列 19:00~

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