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6.13粉川×黒田の日本王座統一戦、中山はOPBF王座挑戦のダブルタイトルマッチ!
2017.06.12 update

6月13日の「DANGAN185」(東京・後楽園ホール)は、注目度が高まるフライ級のダブルタイトルマッチ。日本フライ級王者・粉川拓也(宮田)と、暫定王者・黒田雅之(川崎新田)による日本フライ級王座統一戦。そして、OPBF東洋太平洋フライ級王者リチャード・クラベラス(フィリピン)に同級3位の中山佳祐(ワタナベ)が挑む。

■日本フライ級王座統一戦10回戦

WBA世界フライ級4位・WBC5位・WBO7位・IBF5位
OPBF東洋太平洋フライ級1位
日本フライ級チャンピオン
粉川拓也(宮田)
VS
日本フライ級暫定チャンピオン
粉川拓也(川崎新田)

戦線復帰した正規王者の粉川と、暫定王者黒田による王座統一戦は、1年3カ月ぶりのリマッチ。前回は粉川のV2戦で3-0(98-92×2、97-93)の判定勝ちだった。ともに05年プロデビュー、世界再挑戦を目指す日本王者同士の、生き残りを賭けた王座統一戦。

正規王者の粉川は36戦26勝15KO7敗3分の32歳。10年10月にOPBF東洋太平洋王座を獲得。次戦11年7月にWBC世界フライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカムに、14年3月にWBA世界フライ級王者ヨーッモンコン・ウォー・センテープと、2度敵地タイで世界王座に挑むも、いずれも判定負け。

現在は2度目の日本王者で、1位林徹磨(セレス)、1位黒田、7位大嶽正史(石橋)、4位新井雄大(渡嘉敷)に判定勝ちで4連続防衛中。新井とのV4戦戦で耳の軟骨損傷により、戦線離脱。約8カ月ぶりのV5戦となる。

黒田は11年5月、日本ライトフライ級王座を獲得し4度の防衛に成功。階級を上げた初戦が世界初挑戦。13年2月にWBA世界フライ級王者ファン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)に判定負け。

以後、日本王座に2度挑戦し、2敗。14年4月に日本王者の村中優(フラッシュ赤羽)に10回TKO負け。16年3月に粉川に敗れるが、戦線離脱で設けられた暫定王者決定戦でユータ松尾(ワールドスポーツ)に判定勝ちで、暫定王座を獲得。粉川から正規王座を奪い、雪辱なるか。36戦26勝15KO7敗3分の30歳。

前回は、粉川が手数で黒田の強打を封じ、盤石の判定防衛。黒田は強振するパンチはヒットせず、合間に細かいパンチを被弾し後手に回らされ、ポイントを取られた結果の完敗だった。

粉川のスピードと手数に対抗するには、単発のヒットでは追い付かない。要所でコンビネーションをヒットさせて印象付けたいところ。リスク覚悟の打ち合いに持ち込められれば、展開も変わってくるか。安定王者粉川優位は堅いが、近年はケガが増えているのが気になる点。

統一戦の勝者は日本国内勢から一歩抜け出すことになり、世界王座再挑戦も近づきそうだ。

■OPBF東洋太平洋フライ級タイトルマッチ12回戦

OPBF東洋太平洋フライ級チャンピオン
リチャード・クラベラス(フィリピン)
VS
OPBF東洋太平洋フライ級3位
日本フライ級5位
中山佳祐(ワタナベ)

王者クラベラスは12年プロデビュー、21戦17勝14KO2敗2分の27歳。14年6月、当時4勝6敗のナムポン・シッサイトーン(タイ)に初回KO勝ちでWBCアジアライトフライ級王座を獲得(V4)。15年4月、15戦目でWBCライトフライ級王者・ペドロ・ゲバラ(メキシコ)に挑むもボディショット1発で初回KO負け。

15年12月、後のWBOアジアパシフィックミニマム級王者・ジェリー・トモグダン(フィリピン)に判定勝ちでWBCインターナショナルライトフライ級王座を獲得。初防衛戦でジョナサン・レフジョ(フィリピン)に判定負け後、フライ級に転級。16年9月、OPBF同級7位として、6位ジェロニル・ボレスとのOPBF同級シルバー王座決定戦に判定勝ちでシルバー王座を戴冠。

現WBCフライ級王者・比嘉大吾(白井具志堅スポーツ)の王座返上により、王座決定戦を行うことなく、正規王座に昇格した。

挑戦者の中山は、アマチュアで高校総体3位、08年全日本アマ社会人王者、サウスポーのボクサーファイター。11年7月にプロ転向。15年4月、4度の世界挑戦経験を持つ久高寛之(仲里)に2度ダウンを奪われ完敗。上京してワタナベジムに移籍、以後3連勝中。今年3月、日本5位&OPBF7位の望月直樹(横浜光)を倒してランク入り。いきなりチャンスが巡ってきた。12戦9勝4KO2敗1分の28歳。

クラベラスは圧力をかけて前身するファイターで、強打を振り回す分、ディフェンスはやや穴もある。無名選手との試合も多いが、KO勝利率は67%。時にラフあり、接近戦に強く、侮れない。

中山は距離を保ち、右リードから試合を組み立て、左ストレートを上下に散らしたい。相手の強打には充分警戒が必要だ。

アンダーカードでは、元キックボクサーでモデル活動も行う白鳥大珠(八王子中屋/9戦 7勝 4KO 2敗)がプレル・トゥパズ(フィリピン)とライト級8回戦。

元日本5階級制覇王者・湯場忠志氏の長男、湯場海樹(都城レオスポーツ/1戦1勝1KO)は、62.0kg契約の6回戦でプロ第2戦を行う。相手はベナー・サンティグ(フィリピン)。


DANGAN185
2017年6月13日(火)後楽園ホール/18時00分開始
日本フライ級王座統一戦
OPBF東洋太平洋フライ級タイトルマッチ
問い合わせ/DANGAN ONLINE
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