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8.10は小原WBO-AP王座戦、井上VS長濱日本王座戦のダブルタイトルマッチ!
2017.08.07 update

8月10日、後楽園ホールの「ダイヤモンドグローブ」はダブルタイトルマッチ。メインイベントは、世界再挑戦を目指す小原佳太(三迫)がナロン・ブーチャン(タイ)との、WBOアジアパシフィックウェルター級王座決定戦。日本スーパーライト級王座、OPBF同級王座に続く3つ目のタイトル獲得と共に、WBOでの世界ランク入りを目指す。セミファイナルは日本スーパーウェルター級王者の井上岳志(ワールドスポーツ)が1位の長濱陸(白井・具志堅S)を迎えて初防衛戦を行う。

小原佳太、世界再挑戦の足がかりに3つ目のタイトルに挑戦!

■WBOアジアパシフィックウェルター級王座決定戦12回戦

IBF世界スーパーライト級12位
WBOアジアパシフィック同級1位
元東洋太平洋&日本スーパーライト級王者

小原佳太(三迫)
VS
WBOアジアパシフィック同級5位
ナロン・ボーンチャン(タイ)

世界初挑戦で2回TKO負けからの再起2戦目でWBOアジアパシフィックウェルター級王座戦のチャンスを掴んだ小原。アマチュアの東洋大学時代に国体優勝などの実績を残し、10年8月に黒星でプロデビュー。以降は引き分けを挟んで16連勝。うち13年4月に日本王座獲得、14年4月にOPBF東洋太平洋王座を獲得し、それぞれ2度防衛したのち返上している。

15年11月、アメリカでIBF世界スーパーライト級王座挑戦者決定戦を優位に進めるもドロー。再試合を相手が棄権し王座挑戦権を獲得。昨年6月、敵地でIBF世界王者エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)に挑むも2回TKO負け。今年4月の復帰戦に判定勝ちしていた。20戦17勝15KO2敗1分の30歳。

WBOアジアパシフィック同級5位のナロン・ボーンチャン(タイ)は04年5月プロデビューの34歳。空位のWBC傘下ABCアジアスーパーフェザー級王座を2度獲得。06年4月に獲得した同ライト級王座を5度防衛。11年12月、WBOアジアパシフィックライト級王者との無敗同士の王座統一戦にKO負け。4年半のブランクを経て昨年6月にリング復帰。以後すべて6回戦で、復帰戦に敗れて以降は3勝3KO。

かつてのボーンチャンは間違いなくアジアのトップ戦線にいたひとり。現在もその実力があるかは疑問もあるが、KO勝利率は小原と同じ75%。不用意な一発には気を付けたい。

WBO同級世界王者はマニー・パッキャオ(フィリピン)に大番狂わせで勝ったジェフ・ホーン(オーストラリア)。両者のダイレクトリマッチが決定したが、どちらが勝っても、英米の王者よりはまだ挑戦しやすいか。激戦区で世界再挑戦を実現するためには、少しでも可能性を高めておきたいところだ。

日本Sウェルター級王者井上岳志、V1戦は1位長濱陸との無敗対決!

■日本スーパーウェルター級タイトルマッチ10回戦

IBF世界スーパーウェルター級15位
OPBF東洋太平洋ウェルター級1位
日本スーパーウェルター級チャンピオン
井上岳志(ワールドスポーツ)
VS
日本同級1位
長濱陸(白井・具志堅スポーツ)

日本王者の井上は、駿台学園高校、法政大でボクシング部主将を務め、高校で国体優勝、大学では全日本準優勝のアマエリート。14年8月、6回戦プロデビューは引き分け。以降は元日本&OPBF王者の渡辺あきのり(角海老宝石)らランカーも相手に連勝。17年1月、日本スーパーウェルター級王座決定戦で斉藤幸伸丸(輪島功一スポーツ)に7回TKO勝ちで日本王座を獲得。11戦10勝4KO1分の27歳。

挑戦者1位の長濱は高校時代にアマチュアで九州新人大会のBパート優勝。その後ボクシングから離れるが、15年6月プロデビュー、同年の全日本ミドル級新人王。ミドル級時代はKO勝ちゼロ、昨年スーパーウェルター級に落として以降は3戦3勝3KO。尺度となる上位ランカーとの対戦経験はなく、最長ラウンドも4回まで。未知数の部分は多いが、適性階級とはいえそうか。8戦7勝3KO1分の25歳。

実績では井上だが、長濱も実績を持つアマ実力者。穴が少ない王者井上に対して、攻勢に出るとトップクラスな反面、ディフェンス技術が未成熟なのは同郷・沖縄の先輩ボクサーを彷彿させる。中重量級ならではのスリルある打撃戦が期待できそうか。

アンダーカードにはアマ高校4冠、国体2年連続準優勝のOPBF東洋太平洋ライト級4位&日本同級1位の吉野修一郎(三迫)がタイ人相手に62.0kg契約8回戦。

昨年の全日本新人王、7戦7勝3KOの日本フェザー級15位、木村吉光(白井・具志堅スポーツ)は8戦5分の中川兼玄(三迫)と同級6回戦を行う。


ダイヤモンドグローブ
2017年8月10日(木)後楽園ホール
17時50分開始
WBOアジアパシフィックウェルター級王座決定戦
日本スーパーウェルター級タイトルマッチ
問い合わせ/三迫プロモーション
対戦カード

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