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GGG×カネロのミドル級頂上決戦は1-1のドロー!再戦あるか!?

17Sep2017

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9月16日(日本時間17日)アメリカネバダ州ラスベガスのT―モバイル・アリーナで行われたWBAスーパー・WBC・IBFミドル級3団体統一タイトルマッチは、統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と元2階級制覇王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)の一戦は、3者3様のジャッジでドロー裁定に終わった。

統一王者が先に入場させられるという、明らかにカネロがAサイドで組まれたビッグマッチ。

初回、プレスをかけて前身する王者を前に、カネロは足を使い、時に足を止め、互いにリードを刺し合う静かな立ち上がり。ハンドスピードはほぼ互角ながら、パワーではやはり王者が上回る。2回、GGGの圧力と、硬いパンチを前に、アルバレスは頭の位置を変えながらキレのあるコンビネーションを披露する。

3回、前に出るのはアルバレスだが、前傾姿勢のゴロフキンがアッパーなど、挑戦者をロープに追い込んでいく。4回以降は、身長差4センチ以上のサイズの差が表れてきたか、アルバレスが下がらされ、ロープを背負うシーンが増える。ゴロフキンは軽打を交えながらアルバレスをガードの上から叩く。

ロープを背負いカウンター狙いのアルバレスだが、5回、ゴロフキンが右で顔を跳ね上げる。相打ちではパワーで勝るGGGが優位。

中盤、終始プレッシャーをかけられ、疲労が見えだしたカネロ。ラウンド序盤こそボディ、左ロングフックをヒットするも、GGGの圧力は止まらず。7回は打ち合いを避け、アウトボクシングも試みる。

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8回、GGGが左アッパーでアルバレスをグラつかせる。カネロもカウンターの右アッパーで反撃するが圧力やまず。9回ボディから顔面相打ちでGGGが打ち勝つと、コンパクトなコンビネーションを見舞うとカネロも右ストレート、ボディを単発で返す。

10回打ち合う両者。カネロがショートのワンツーでGGGの足をよろめかせるが、タフな王者は再び前進。11回、ボディが効いているゴロフキンの手数、圧力落ちず、アルバレスも必死に手を返す。

最終回、コンビネーションからアッパーをヒットするカネロだが、GGGは最後までプレスをかけ続け打ち合い、大歓声の中でゴングを迎えた。

裁定結果は118-110でカネロ、115-113でゴロフキン、そして114-114と、まさかのドロー判定。

最後の3ラウンドはジャッジ全員がカネロを支持しており、カネロが辛うじて引き分けに持ち込んだ形だった。

1者が8ポイント差でカネロを支持するような、不可解なジャッジを揃えるなど、カネロのために組まれた試合。「メキシカンの日」に、判定を盗まれなかっただけゴロフキンは幸運だったと言えるかもしれない。

「人々が望むならリマッチを望む」と発言したカネロに、「ぜひやりたい」と即答したゴロフキン。ビッグマネーが動く再戦大歓迎であろう王者に対して、ミドル級でのビッグマッチという義務を終えたカネロの本心はどうだろうか。

引き分けながら、WBA王座18度目、WBC7度目、IBF4度目の防衛に成功したゴロフキンは38戦37勝33KO1分。アルバレスは52戦49勝34KO1敗2分。

ビッグマッチの裏では、イギリス・ロンドンで対抗王者、WBO同級王者ビリー・ジョー・サンダース(イギリス)が2位ウィリー・モンロー・ジュニア(アメリカ)に3-0判定勝ちで2度目の防衛に成功している。

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