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WBCフライ級王者比嘉大吾、初回KO勝ちで15連続KOに並ぶ!

05Feb2018

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沖縄県立武道館で4日に行われたWBC世界フライ級タイトルマッチは、チャンピオンの比嘉大吾(白井・具志堅スポーツ)が、元2階級制覇王者の9位モイセス・フエンテス(メキシコ)に初回2分32秒TKO勝ちで、圧勝。2度目の防衛に成功するとともに、15連続KO勝利の日本タイ記録をマークした。

身長で9センチ、リーチで6センチ上回る挑戦者を倒すのには、時間がかかるかとの予想も多い中、初回で豪快に決めて見せた。

初回、左ジャブから組み立てようとする比嘉に、フエンテスは左のうち終わりに右を重ね、小器用なカウンターでファーストヒット。果敢に前進してくるフエンテスに、比嘉は上下への打ち分け、ボディを効果的にヒット。カウンター気味の左で挑戦者の態勢を崩すと、その後は右ストレートでグラリ。

上下へのコンビネーションで追い込むと、最後は左ボディからの左アッパーでガードを跳ね上げ、ガラ空きのボディへの右ストレートで前のめりにダウン。挑戦者はカウント内に立ち上がったが、レフェリーは続行不可能と判断し、試合をストップした。

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これで比嘉はプロデビュー以来の連続KO記録を15に伸ばし、試合の解説を務めた元WBC世界ジュニア・ウェルター級王者の浜田剛史(帝拳)氏に並ぶ15連続KO勝利に並んだ。

敗れたフエンテスは、3階級制覇に3度目の挑戦も叶わず。30戦25勝14KO5敗1分。

長期政権を目指すのか、王座統一戦に挑むのか、フライ級の中心は当分比嘉になるだろう。22歳とまだまだ育ちざかり比嘉の最大の敵は減量くらいといえそうだ。

対抗王者を見ると、WBA王座は井岡一翔(井岡)の返上により、現在空位。WBO王者が木村翔(青木)で、IBF王者は35歳ドニー・ニエテス(フィリピン)。ニエテスは34歳の元2階級制覇王者ファン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)と今月初防衛戦を行うが、共にピークは過ぎつつあり、長期政権は難しいだろう。

世界に近い日本人ボクサーには、元2階級制覇王者でWBCフライ級4位、WBO1位につけている田中恒成(畑中)を筆頭に、WBA5位・WBC10位・IBF9位・WBO10位の日本王者・黒田雅之(川崎新田)、IBF3位・WBC15位の粉川拓也(宮田)がいる。

下位まで見てみると、IBF12位にはOPBF王者の中山佳祐(ワタナベ)、WBO9位にはWBO-AP王者の坂本真宏(六島)も。今年中に、この中から世界王者が誕生する可能性も高い。前日計量を田中が訪問したのは、今後の展開への伏線となるのだろうか。

スーパーフライ級戦線の舞台はアメリカ、イギリスに移ったが、フライ級戦線は日本を中心にまだまだ盛り上がりを見せそうだ。

Photo : NAOKI FUKUDA

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